天然皮革について
KAWAMURA LEATHERで取り扱っているレザーには、小傷、シミ、トラなどがある場合があります。生きていた証である、それぞれの個体の持つ特徴です。革とはこういうものである、と感じていただけますと幸いです。
ご購入前にご確認ください
このページに書かれている症状による返品・交換はお受けしておりません。
あらかじめご了承のうえ、自然の恵みである天然皮革をお楽しみいただけたらと思います。
革の表情に現れるもの
色ムラ
革の染色工程では、まったく同じ染まり方の革を作り出すことはできません。厚みや部位等で革質に差があるため、染まり方は一枚一枚、一枚の中でも異なってまいります。
実際に工程を経てはじめて表れる色ムラや濃淡の違い。それこそが合成皮革にはない、人の手で染め上げる天然皮革ならではの魅力ではないでしょうか。
トラ

首回りに良く見受けられる深いしわの跡が、そのまま表れています。
シワと言っても実際に亀裂などが入っているわけでもないので、他の部位に比べて強度面で劣るようなことはありません。人工的に作られていないナチュラルな表情で、牛の生きた力強さが感じられます。
血スジ

血スジは、血管が通っていた跡が模様となって残ったものです。
比較的よく見受けられる表情ではありますが、本物の天然皮革の証として解釈していただければと思います。
小傷
生きていた時に擦れたり喧嘩したりしたときに出来る小傷です。1枚1枚その傷の入り方、深さ、長さは異なります。
虫刺され

生きていた時に出来た虫刺されが、完治することなくそのまま残ってしまうことがございます。
1枚の革の中での違い
厚みのばらつき
1枚の革の中でも、部位によって厚みが違います。商品ページには「1.8〜2.0mm前後」のように幅で表示しています。背に近い部分は厚く、腹に近い部分は薄くなる傾向があります。
漉き加工をご希望の場合は、薄いほうの数字を基準に仕上がりの厚みをお考えください。
硬さ・シボの違い
1枚の革の中でも、部位によって繊維の質が違います。硬さや、シボ(表面のシワ模様)の出かたも部分によって様々です。
入荷ごとの色の違い
同じ商品名・同じ品番でも、入荷した時期によって色味が変わります。
染料で仕上げている革は色の調整が難しく、どうしても色ブレが起こります。前回お買い上げいただいた革と、多少色が違っている可能性があります。
ご希望がある場合は、ご注文時の備考欄にご記入ください。在庫があれば近いものをお選びします。ただし在庫の状況によっては、ご希望に添えない場合があります。
お取り扱いについて
天然皮革は、使い方や環境によって次のような変化が起こります。
| 色の変化 | 光(日光や照明)・摩擦・水濡れ等により色の変化が起こります |
|---|---|
| 色移り | 衣服や他の革に色が移ることがあります |
| オイル移り | 革に含まれる油分が、触れたものに移ることがあります |
変化の度合いは革によって違います。植物タンニン鞣しの革ははっきりと変化しますが、クロム鞣しの革は変化がゆるやかです。
特に淡い色の衣服と合わせる場合はご注意ください。濃い色の革ほど色移りしやすくなります。
色の変化は「経年変化」として楽しんでいただける部分でもあります。使い込むほどに艶が増し、色に深みが出てきます。
画面の色について
商品写真は、ご覧になる画面の環境によって、実物と色味やツヤの見え方が違うことがあります。
色や質感を確かめたい場合は、スワッチ(カット見本)をご利用ください。販売している革をそのままカットしたものです。手に取って色味や質感をお確かめいただけます。
革についてもっと詳しく
イタリアンレザーの歴史、取り扱っているタンナー、ベジタブルレザーとは何か、革の品質を決める3つの要素などを、ブランドサイトでご紹介しています。